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奏者紹介

タマーシュ・ヴァルガ Tamas Varga

1969年、ハンガリーのブダペストに生まれる。7歳からチェロの教育を受け、12歳にしてハンガリー・ジュニア・コンクールで第1位に輝く。フランツ・リスト音楽院にてラースロー・メゼー、ジェルジェー・クルターク、フェレンツ・ラドシュに師事し、国内外において多数のコンクールに入賞。 1992~96年にはウィーン室内管弦楽団、1994~98年にはハンガリー国立歌劇場管弦楽団、1996~98年にはブダペスト交響楽団で活躍し、1999年にウィーン国立歌劇場管弦楽団とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・チェロ奏者として入団。ソリストとしてウィーン・フィルと共演したシューマンのチェロ協奏曲、ベートーヴェンの『三重奏曲』は高く評価されている。室内楽ではウィーン室内合奏団を中心に活動し、ソロ活動も活発である。バッハの無伴奏チェロ・ソナタは言うに及ばす、自国の作曲家、ゾルターン・コダーイの『無伴奏チェロ・ソナタ』の演奏は、演奏技術と音楽性の高さで聴く者を深く感動させる。2012年夏には、バイロイト祝祭管弦楽団のソロ・チェロ奏者として招かれ、注目を浴びた。

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